仏教の始祖・お釈迦様が亡くなったあと、遺体を火葬して遺骨を埋め、その上に石塔（ストゥーパ）を建立したことが墓石の起源だと言われています。日本では、平安時代になると一部特権階級のお墓に墓石が見られるようになりますが、庶民のあいだに浸透するようになるのは江戸時代以降のこと。それから今日に至るまで、習慣や墓石のかたちを少しずつ変化させながら、墓参りの文化は受け継がれてきました。

核家族や少子化が進む現代社会では、夫婦だけでお墓に入ったり、ひとりで集合墓に入る人も少なくないでしょう。そんな現代人の考え方やライフスタイルに合わせてお墓も進化させる必要があるのではないでしょうか。

そこで私たちは、いまの時代に適した墓石をつくるためのプロジェクトを立ち上げました。完成したのは、伝統的な墓石の機能はそのままに、上質でモダンなデザインのお墓。「お墓と向合う」ことをシンプルに追求したら、こんなかたちになりました。ぜひ実物を見て、手で触れてください。

ご家族ごとの思いを表現した墓石が並ぶ、スタイリッシュな墓所が完成しました。

花立てや香炉、水鉢などの伝統的な機能をデザインの一部として表現。丸みを帯びたラウンドフォルムが美しい墓石です。

色、質感ともにさまざまな種類の石を組み合わせ、世界にひとつだけのオリジナル墓石をつくっていただけます。石種によって価格が異なりますので、お気軽にお問い合わせください。